多焦点レンズ 選定療養へ 公的混合診療に大きな影響

2019年12月13日の中医協総会で、多焦点眼内レンズ白内障手術が保険適用にならずに先進医療から外れることが決まりましたが、日本眼科学会からの申し入れで選定療養の枠組みで同手術が行われることになりそうです。正式に厚生労働省の通知等で選定療養の対象に入れば、選定療養の意義が実質的に大きく変わることになります。今後の日本の公的管理下におかれる混合診療の展望を知る上で重要なターニングポイントになりそうです。